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アガサ

Author:アガサ
研究職をしながら悪戦苦闘している私がひっそりと日常を語ります。
好き: 納豆卵かけご飯
好き: 紅茶
血液型: A
続柄: 長女
性格: クール&キュート
趣味: 読書
好み: 山田君的な?


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私の敬愛しているN先生が、冷蔵庫の前でなんかごそごそしてるなぁとは思ってた。
最近、冷蔵庫の前でごそごそしていることが多いよなぁ、って。

この前のある日、私はデスクでデータまとめに追われていた。
日々蓄積されていく膨大なデータと、実験記録をまとめる仕事が、追いつかない状態で。
しかもデータや実験記録はまとめるだけじゃなく、考察もしたいし、参考になる論文と照らし合わせてみたいし。
もうこれは、丸一日かけてもなかなか終わらない仕事で…、その日も私は苦労していた。

そしてエクセル2007の奴めが思った通りのグラフを作ってくれなくて、私はイライラしてきていた。
そんな私の様子を、隣のデスクのN先生が察していてくれたのか、否か、
「アガサさん、実は俺の冷蔵庫に霜がたまっちゃってて……」
と、いきなりN先生が言ってきた。

実は私、冷凍庫の霜取りが上手い。なぜなら霜取り作業が面白くて好きだから。
N先生もそれを知っていて、デスクでくすぶっている私に、さりとなく霜取りという息抜きをする機会を与えてくれたのだ。

「お、出ましたね、恒例の霜取り~♪」

私は瞬時に席を立って、N先生の冷蔵庫に近づく。
なんだ、N先生が近頃冷蔵庫を覗いてはごそごそしていたのは、霜が気になっていたからなんだ~と思いながら、N先生の冷蔵庫を覗いてみると……。。。
!?

冷蔵庫


ちょッ……、これ、霜ってレベルじゃなくないですか?
瓶、取れな……、え、本当に瓶、取れな……


ってお察しください。
愛用の霜取り用ヘラではとても太刀打ちできないくらい、コレ氷河です。

瓶が氷河の中に埋まってて、取れなくなってる。
冷蔵庫なのに、どうしてこんな氷河が形成されてしまったのかは謎のまま、N先生に挑むように見つめられ、私の中の削り魂に火がつきました。
早速、工具箱からマイナスドライバーと金づちを持ってきて掘削作業を開始。

彫刻でも掘っているようなゴンゴンと響く音に、テイル女史や、Sさん、N君が集まってきて、
「ちょっとどいてください」
と言われ、あれよあれよと言う間にN君に掘削権を奪われてしまった!

それくらい、霜取りの仕事は我が研究室では人気で。

温暖化が懸念される昨今、冷蔵庫の中にできた氷河はものの30分足らずで完全に取り除かれてしまいました。
次はいつできるだろう…・・・。

私は少し物足りない気持ちでデスクに戻ったのだった。
前回、苦手な細胞のアイソレーションでかつてない失敗をした私。
あれから一週間たった本日の再挑戦では、無事に成功しました♪

試験管の中にいる細胞たちと心が通じ合う感じ。
可愛くて可愛くて仕方ない感じ。
空の雲を見ても細胞に見えちゃう感じ。

私のことは今日から、細胞ラバーと呼んでください。


そんなわけで、午前と午後に1回ずつアイソレーションを行って、その合間に動物の体重測定や、月曜日に採取した肝臓を凍結させたりしているうちに、あっという間に夜の9時。
一息ついてデスクで筋子オニギリを食べ、再び培養室に戻って作業をしていると
Y先生がいつもは何も言わないのに、「じゃあ先帰るから」
とわざわざ培養室まで来て言ってくれた。

ちょっとジーンときた。







そんなY氏の挨拶は、
多分今日だけだろう。(完)
物書きへの憧れから、このようなバトンに挑戦してみた。
他の方のも是非見てみたい。


バトン

Q1 部屋の隅に転がるのは
A1 小さな頃にたった一度だけつかまえた、きっと魔法の綿毛だ!
Q2 甘い、毒
A2 開いた胸元と、誘うパフューム。その女危険につき雷雨の恐れ。お出かけの際は分別と傘をお忘れなく。
Q3 少年と青年の真ん中
A3 それは無邪気で強欲な君のこと。
Q4 賞味するには苦すぎる
A4 大人の男。それはキスから伝わる煙草の匂い。
Q5 だいすきな赤
A5 あなたの愛、あなたの情熱、あなたの命。
Q6 嘘つきな僕
A6 君の幸せを願う勇者のフリをして、本当は臆病なだけ。
細胞のアイソレーションは本当にむつかしい。
この研究室に来た者が誰しもぶつかる壁だから…とN先生は言うけれど。
本日私は、いまだかつてないすごいミスをしてしまった。
ここに言葉で書きしるそうとも、おそらくそのミスの深さ広さを読者の皆さまに伝えることができないだろうことがとてももどかしい。

あまり専門的なことを書くと同僚に私だと気づかれてしまうし。
何より読者の皆さまは専門的な内容にはきっと興味がないだろう。
とか言いつつ脳のない私は結局くどくどと面倒くさいことを書くんだろう。

細胞のアイソレーションというのは、生物の組織から目的の細胞だけを分離、精製すること。
例えば肝臓組織ひとつとっても、星細胞、肝細胞、幹細胞、上皮細胞などなど、組織自体が様々な細胞によって形成されている。
でも、一般に試験管内(私たちはin vitroという)での実験では、いろいろな細胞が混ざっていると都合が悪いことが多く、欲しい細胞だけを組織から分離して培養するという作業が、どうしても必要になってくる。

ちなみに私は、研究室の誰もが同情するほど、この細胞のアイソレーションが苦手なのである。
動物の解剖や組織の採取や手術とかの生体内での実験(私たちはin vivoという)は得意なんだけど、その実験を試験管内に持ってくるための架け橋となるアイソレーションが苦手って…結構致命的で。
なぜなら論文では、生体内(in vivo)と試験管内(in vitro)の両方で同じ結果が得られる、って証明することが必要だから。
で、世界中の科学者たちの信頼を得られることになっているから。


そんな折、今日私がやらかしたミスというのは、これまでに犯したどのミスよりも最低なもので…。
例えで説明すると。
塩水が大嫌いで雨水が大好きなナメクジを試験管の中にいっぱい詰め込んだときに、
本来なら雨水でナメクジたちを分離精製するはずが、なぜか間違って塩水で分離精製しようとしたようなもの。
そんなわけで、ナメクジたちは全員とけて死んでしまいました。

だってだって、塩水と雨水は同じ色(透明)で、同じ入れ物に入ってた。
いつもは雨水がある棚に、その日はなぜか塩水が置かれていた。とか言い訳にならない!
私はなぜ、試薬の取り間違いに気がつかなかったのか…ああああああ!!!!!
こんなミスはいまだかつてしたことがない。

最初、どうして細胞が全部死んでいるのか分からなくって、すごくすごく考えて、作業手順の全部をY先生に事細かに説明して、自分なりの考察を一生懸命ひねり出してY先生に泣き言を言っていたら、
Y先生は無表情に私が作業していたクリーンベンチの中を顎で指して、こう言った。
「大きなミスがそこにあります。教えてほしいですか?」
「え? ……はい、何ですか?」

「それ、塩水(例え)ですよね。」

「え!? な、なんで塩水がここに…!!?? え、…まさか、ええーーーー!!!????」

腰砕けになる私をよそに、Y先生は鼻で笑って背を向けたのだった。


「そりゃ死にますわな」
「塩水かぁ~、アガサさんもエゲツナイことするなあ」
「細胞たちはひとたまりもなかったでしょうね」
「全滅……(笑)」
みんな自分の実験をしながら口ぐちにグサッとくることを言ってくれます。
細胞キラーのアガサの異名は当分消えそうにありません。
最低だ、最低だ!

ただ、一つだけ良かったことが。
今回の細胞分離では、生細胞と死細胞を分離することが目的だったのだけど、私が殺した細胞はすべて死細胞のゾーンに来ていて、生細胞がいるべきゾーンには一つも細胞がきていなかった。
つまり、今回試したプロトコールはかなり上出来なもので、さらに言うなら塩水を用いたことで細胞を死滅させてしまったものの、作業の精度は極めて良好だったと言えること。

来週の水曜日にまた再び挑戦する予定。
今度は雨水を使うよ!
年1回の職場の健康診断。
ベッドに横になって採血してもらった今年は、
痩せ、貧血、要経過観察という診断がつきました〆

BMI(肥満のバロメータ)値が18を下回っていました。
なんでだろう~、こんなに食べているのに。
もしかしてストレスで痩せてしまっているのか?

と思い、それとなくネチっこく、どうしてくれるの?というニュアンスでY先生に報告したらなんと、Y先生も痩せと貧血で引っかかったらしい。
しかもそっちは再検査だって(笑) ワショーィワーイワーイジャマミリョ

ちなみにY先生、採血が大の苦手らしい。
毎回採血のとき、看護師さんに「どうしてもしなきゃダメ?」的なことを聞いているらしい。
けど採血はいわば健康診断のメーンイベントなので、いかなるカードをもってしてもパスすることは不可能らしい。

かくゆう私も採血をされるとHPが激減するので、採る量を少し少なくしてもらえませんか? お気持ち程度でいいんで…的なことを言って看護師さんをわずらわせている。
深夜の実験室。
リアルタイムPCR機器の前で説明書を読んでいたN君と、N君にリアルタイムPCRの仕組みを伝授していたテイル女史。
私は二人にちょっとした用事があったんだけど、実験室に入ったときから二人の話声がしていたので、その話にキリがつくまで、黙って後ろで待っていた。
ほら、近くで話したそうに待機している人がいたら、会話中でもキリのいいところでこちらに注意をむけてくれるでしょ? そういうタイミングを待っていたわけで。

数分後。
いつまでたっても話が途切れない。
これは少々失礼だけどこちらから割って入らなきゃダメか…、と思い立ち

「あの、すみません」

と言うと。

「きゃッ!」
「ひいいいい!!」

と、ほぼ同時にN君とテイル女史の二人が電撃でも受けたみたいにビクっとなって、同時に二人が声にならない悲鳴をあげた…。

ちなみに「きゃッ!」と言ったのはN君です。(男なのに)

「いつからそこにいたんすか!!??」

と、なぜだか私に対して怒りを露わにするN君。そしてその横で涙ぐむテイル女史。
私が数分前からここにいて、二人の話にキリがつくのを待っていた旨を伝えると。
「ケハイを消して??」
と何をか疑ってくる。
「ケハイ? 消してませんよ。 足音だってたてて入ってきたし」
「嘘だ! 絶対ケハイ消してた!」
言っておきますが、断じて消してないです。だいたいケハイの消し方を知らないし。ケハイを消す必要がないですし。


でそれ以後、N君がみんなに言いふらしているので、アガサは一般の人よりケハイが薄いということになっています。
(でもそう言われると傷つくので、空気のように心地の良い存在と言ってください。)


実はN君、不思議なものが見えることがしばしばあるそうで。世俗的に言うなら、幽霊というんでしょうか。
この前もこんなことがありました。
我が研究室で所有している冷凍庫が研究室から少し離れた機械室にあるんですが。
つい先日、N君がその機械室で人ならぬものの顔を見たらしいのです。
ちょうどN君が冷凍庫の物を出し入れしていると、誰かが機械室の入り口から首をのぞかせてきたらしいんですが、それが人ではないものの顔だったということです。

幽霊的なものを見たときは、決まってブルーになっているN君に、
「この前私を見て驚いたときと、幽霊的なものを見たときと、どっちが恐かったですか?」
と意地悪で聞いたら、
「断然アガサさんですよ。何聞いてるんですか? わかりきったことを…」
だって即答されたことにビックリ。

ひどいよね。

Y先生にN君のことをこぼすと、「そりゃ、ひどいな」と関西弁混じりで共感してくれたのはいいのだけど…
後日、またこんなことがあったんです。


機械室の冷凍庫に肝臓組織を取りに行ったY先生に緊急で聞いておきたいことがあって、後を追いかけて行ったんです。
私が、
「Y先生~、この前採取したサンプルって……」って言いかけた瞬間、
「ぐぶあ゛!! 」
という頼りない声が。
なんと、柄にもなくY先生がビクっとして顔をあげたじゃないですか。いつもやる気のなさそうな不機嫌そうな寝ぼけた顔をしているのに、そのときは血走った目をパチクリ見開いて私のことを見つめちゃったりして。

「なんですか?」
「いや。ビックリした……」


以降、掌を返したようにY先生もN君と同じ意見になり、アガサはケハイが希薄すぎる。恐い。
あれはマジでビックリする。
これからは話しかける前にあらかじめ存在を知らせて欲しい。
そうだ、足音をたてて歩くようにしてくれ。
入室するときにはドアの開け閉め音を出してくれ。etc...etc...

うるちゃい。
うるちゃい。
もう、ひどい。

全然意識していなかったのになあ。もしかして
もしかすると、
この気品にあふれた
優雅で
物静かで
柔らかな私の立ち居振る舞いが必要以上に、
みんなを


驚かせてしまっている……?



な・きに・しも・あ・ら・ず。
苦手なこと。


細胞のアイソレーション。


今日も細胞分離に失敗してしまい、もう何回目なのさ、と自分で自分が信じられなくなり、絶望し、
泣きそうになった。


「今日どうでした?」

アイソレーションの結果を聞かれ、黙って首を横に振る私に、Y先生がいつもよりちょっと優しくしてくれた。
胸が熱くなった。
感動した。でも、









多分今日だけだろう。<完>
すっかりY先生とメル友になった私。
っていうのは嘘! プライベートな内容は一切なく、仕事の件で緊急に、やむなくやむちゃなのだ。

携帯のメールって嫌いなんです。面倒で。
だから、なるべくなら電話ですませたい。電話が通じなかったら留守電ですませたい。
なのにY氏はこれまで私のTELに出たことがありません。
しょうがないから留守電に用件だけ吹き込んで、後でコールバックしてもらおうとするんだけど、なぜかY氏の携帯は留守電になってくれない。
ようするに永遠に呼び出し音が鳴り続けているわけですね。逆にすごくない? 一体どんな設定になってるの??

舌打ちまじりに仕方なくメールをうつと、案外と早く返信があったりして。
え、もしかして私嫌われてるの?・・・


さすがに緊急で連絡をとりたいときメールなんてまどろっこしいことをしていたら業務に支障をきたしかねない、と思い、電話に出てほしい、むしろどうして電話に出ないのか!を問い詰めた今日。

「僕電話でないんすよね」
と、あっさり。

・・・・。
そう、電話、出ないことにしてるのね。
了解、わかりました。経験上、それ以上の議論の余地はないのだと早めに見切りをつけて、
せめて留守電に吹き込めるように設定してもらえるようお願いしときました。
そしたら、こちらはメッセージを吹き込み、あちらはメールで返信できるでしょう。
こっちだってね、仕事中にメールをカチカチするなんて時間の無駄なことはしませんよーだ。



なんていうか。
こういう業種だからってわけではもちろんないとは思うのだけど、我が研究室には変わり者が多い気がしてる。
Y氏もかなりの変わり者だけど、
たとえばメロンの匂いを吐くほどに嫌うギッター氏は、独自の体臭がもとで他の研究員と対立することしばしば。でも、私はギッター氏の論理的思考に共感することが多く、彼とディスカッションするのが好き。
Y先生と同じことをしようとすると、ディスカッションではなく蹴落としあいになる。

あと、可愛らしくて小柄なテイル先生は、ロックンロールとサーフィンにフリークなお方。そのアクティブさに驚かされること多し。今度サーフィンに連れて行ってもらう約束をした♪

一方でN先生はハンサムで、誰よりも厳しい姿勢で研究に臨んでいる私の憧れの人。が、しかし、ちょっと仲良くなって分かったんだけど、なんと彼はヘビーなゲームオタクだった! 実は私が最近乙女ゲームを始めるようになったのはN先生のススメによるもので、私はゲームの進行具合と感想をしばしばN先生に報告しなければならない。

そして自称、虚弱体質のY先生。そう、Y先生である。
頭痛が起こるたびに私のせいにする。
一方で私は、お腹が痛くなったときは決まってY先生のせいにしている。
密かにY先生と私の不仲説が囁かれている。
以前、私が仕事の件で毎日Y先生にメールしているという話をラボさんにしていたとき、ラボさんが
「え、そんなことまでメールで連絡してるの? そんなにデスク近いんだから直接話せば早いのに」
と言われた。すると横で私たちの話を聞いていたY先生が
「僕たち仲悪いんで、メールじゃないと話できないんすよ」
とぼそり。

「いやいや、仲いいじゃないですか」
と私が反論すると、
「いやいや、アガサさん僕のこと嫌ってるでしょう」
「いやいや嫌ってはいませんよ。イライラさせられるだけで」
「いやいや、それ嫌ってるじゃないですか」
「お互い様でしょう?」

それでまた言いあいになると、ギッターさんが「仲良くしたいな~」とか、「仲良くしよう~よう~」と口をはさんでくる。

そんな私とY先生を和ませてくれる貴重なお方が同僚のSさんだ。とっても美人で、いつもいい匂いがする。
最近頻繁に行われている悲惨な合コンの話を私にしてくれるので、私はお腹が痛くなるほど笑わせられる。

何より、こんなよりどりみどりな私たちを束ね、必要なときにばビシっとシめてくれる私たちの研究室のボスが最高な人。
厳しいときにはお父さんみたいに私たちを叱るけど、同時に応援し、期待してくれる。
おかしいくらい少年のようなところもあって、私たちのデスクにある個人の非常食(お菓子)をくすねてはネズミのせいにする。
きっと、研究室のみんながボスのことが好きだし、ボスに認めてもらいたいと思っているはず。

デコボコな人間関係だけど、今私が置かれている場所に私は感謝する。
可愛い、可愛い動物たち。
君たちの命を、私は心から尊く思う。
空の美しさを見るとき、海の広大さを見るとき、私は君たちのことを思うよ。
心の目で一緒に見られるように。


本日は22時過ぎまで実験室にこもりっきりだった。
詳しいデータのまとめや解析、報告は明日にまわそう。

私もすごく大変なのだけど、動物たちはもっと頑張っている。
いつも顔を合わせている私のことを覚えているようで、なになに?今日はなにするの? とか、えーまたあれするの? とかいう表情がこちらにも伝わってくる。

実験データを得るために動物の命を犠牲にしなければいけないとき、最後の麻酔をかけるとき、私は必ず動物たちの目を見て、「ありがとう」と言っている。
たまに涙声になってしまう。

可愛い、可愛い動物たち。
命ってどうしてこんなに神秘的で尊いんだろう。
命のために、私たちはあとどれくらいの命を身代わりに捧げなければならないんだろう。

動物たちのがんばりを思うと、私なんかのがんばりはまだまだだ。


生まれてきてくれてありがとう。
とても可愛くて、とても美しい君たちはいつでも、私の勇者様だよ。

過去の記事を上げてみる。

http://enikaitamikazuki.blog36.fc2.com/blog-entry-7.html
4年前、私はまだ大学生でこんなことを考えていたんだ。
大学とは……○○である。
政治学の風変わりな先生が言っていたっけ。
大学生たるもの知的でなければならない。その知性を人類のために用い、貢献すること。
社会一般とは異なる科学的見解を常に持ち続けなければならない。それが大学の務めである。

科学はノーベルのためにある。

私の心に今でも深く刻み込まれている大切な教えだ。
最近、歳をとったなーと思うこと。
人から良く思われようとする気持ちが昔よりも少なくなったこと。

話すよりも聞くことが多くなり、発信することよりも受信することが多くなった気がする。
思いのままに語ることが昔よりも難しく、私はよりシンプルに、だけど複雑になった。

歳をとるごとに、わからないことが多くなる。
知らないことがたくさんあることに気がつく。
研究という仕事をしているせいなのか、毎日が地図のない冒険みたい。

研究者は真実を求める気質がある。何が本当なのか。
研究者は疑問を見つけるのが得意。どうして、どうして。
研究者はいちゃもんをつける。常に別の角度から言及する性のせい。
研究者はわからないことがいっぱい。劣等感や焦りを感じながら静かに仕事をすすめる。
夢にまででるほど夢中になって、苦労して自分の手で得られた真実は、至上の喜び。

昔、誰かが言っていたような気がする。
「研究者が白衣を着るのは、曇りのない眼で事象を洞察し、ゆるがない一つの真実を明らかにすることの証。だから、しわや汚れのない白衣をいつも着ていなさい」と。

研究者のはしくれとして、私はその言葉を忘れない。
真実に忠実であること。
少し休んだら、またがんばるぞ。
職場でダイエットがはやり始めた。
みんなが黒ウーロン茶やヘルシアを飲んでいる。
研究室で共同で買ってもらっているドリンクも黒ウーロン茶になるほどの勢いには、さすがに「なぬぅ!?」となった私。

私だってダイエットしてるんだっていうのに。
太る方のダイエットだけどね。
神経にまで届きそうなむしばができたことが判明し、しばらく歯医者通いになることをY先生に報告した。
「ジャンクフードばかり食べてるからっすよ」
と一笑される。

確かに私はポテトチップスが好きすぎる。
深夜におよぶデスクワークの際にも、ポテチを横に置いている。

そういえばY先生はとても几帳面で、ポテチの袋でさえハサミで真っすぐ切りあけないと気持ちが悪いらしい。
私はそんなY先生の隣で、ポテチの袋はバリッと豪快に開くように心がけている。
今日はY先生と、「クジで決めるか鉛筆転がしで決めるか」で口論となる。
「お互い、大変でしょうね」
とギッターさんが他人事のように笑う。

今のところ、鉛筆は6つしか決められないけど、クジならいくらでも決められる! という私の意見が優勢。


仕事中に何やってんだ? って思われるかもしれないけれど。
私たちにとっては、重要な研究データを得るうえで、人の意図が入らないランダムな実験群を選択するために必要なことがら。
――そうか……。私ってやっぱり最後の最後には本命の彼から選ばれない可愛いだけの女の子なのか、っていう軽い自信喪失に陥るほどのショック。
あんなに私のことが好きだったはずなのに、まさか私の友だちと付き合うとわね!


職場の廃(High)な先輩とゲームの話をしていたとき、乙女ゲームというものがあるのを知った。
数多の女の子をかどわかすことを目的とするエロゲーを男性が楽しむなら、女性はその対極をいく乙女ゲームを…。
興味がなくもない私は、その夜PCを開き、ヤフーモバゲーにある手頃な乙女ゲームに手を出してみた。

うん。

超面白いwこれは癖になる。
PCの画面を繰りながら、夢のようなストーリー展開に胸がトキめくわ!
登場してくる男の子たちが主人公の私のことを好きすぎるところがいいのよ!
近年なかった胸のトキメキに完全に浮かれ気分の少女A(私)。

でも、ストーリーが中盤にさしかかるにつれ、選択肢のミスが響いてか、攻略対象の男の子が何故か私の友だちと付き合うことに!!
ぬあああああああああああああああ!!

んもうッ、なんなの!? なんで? あのタイミングで「好きかも」とか言ったのがマズかったの!?
むかつく~(泣)

今日はY先生と、注射針のことで、もめた。
決着はまだついていない。

O氏と先輩のSさんが、また始まったと心配そうに私たちを見つめる。
仕事帰りの地下鉄で、オーディオから宇多田光ヒカルのFirst loveが流れてきた。
本当に切ない曲だな~としみじみ感じながら、この世界には叶わない恋に苦しむ人がどれくらいいるのかな、って考えた。

願ったような恋ができない人。
願ったような人生をおくれない人。
それでも私は、世界のみんなが笑っていてくれたらいいのにと思った。

偽りの笑顔とか、無理して笑うとか、そんなのじゃなくて
思い通りにならない世界の中にも素晴らしいものを見つけられる強さや賢さをもって
心から笑ってほしい。
誰でもみんなそれほど、魅力的だ。

テーマ : クリスチャン日記 - ジャンル : 日記

採血をされ、貧血でたおれた。
別に韻はふんでない。

体重が3キログラム増えていた。
君のことを愛してる。
君のことが大好きだ。

そう言ってくれる人が現れたとき、私は聞きたい。
「あなたは私の欠点をいくつあげられる?」

彼は戸惑いながら答える。
堅物なところ。ノリが悪いところ。わがままで強情なところ。プライドが高いところ。
臆病で泣き虫なところ。

でももし、彼が私の欠点をひとつもあげられなかったら?
私は悟る。彼は私のことを知らないただの夢追い人だと。
おそらく彼は恋に恋する盲目のロマンチストで、彼の恋は冬が来る前に地面に落ちた枯れ葉のようにすぐに風が運び去ってしまうのだろう。

本当に大切な人は、私の欠点を誰よりも多く見抜いてくれる人。それでもなお私のことを受け入れると言ってくれる人。
その人こそ、私が待ち望んでいる運命の人だと思う。


人の欠点を見抜くのが得意な私だから、きっと私は愛する人の欠点もすぐに見つけられるんだろう。
そのとき私はこう言いたい。
あなたには多くの欠点がある。けれど、私にとってあなたに欠けているものは何一つない。
なぜなら、私があなたの欠けた部分を補うのを助けるから。

こうして夫は妻と結ばれ、二人は一体となるのである。
結婚は神様が人間にくださった素晴らしい贈り物なんだと、今ならわかる。

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