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アガサ

Author:アガサ
研究職をしながら悪戦苦闘している私がひっそりと日常を語ります。
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LEW-Tg(Rosa-lacZ)44Jmsk という遺伝子組み換えラットがいます。
lacZという、大腸菌の乳糖分解に関わる遺伝子が組み込まれているラットで、その遺伝子が組み込まれているラットの細胞の中には、青色の不溶性タンパク質が産生するという特徴があります。

lacZ遺伝子を持つラットの細胞を他のラットに移植したときに、移植した細胞部分が青色に見えるので、どこに移植したのか、移植した後どのように移植細胞が発展したのかが、目で見て確認できるので、便利な移植ツールの1つとして活用されています。

LEW-Tg(Rosa-lacZ)44Jmskは、おそらく京大がつくった系統かな?

私が勤めている大学にも、京大から入荷したLEW-Tgを使っているドクターがいて、
繁殖させています。

だけど、繁殖成績がとっても悪くて困っていました。


LEW (ルイス) はもともと繁殖成績良好と言われている系統なんですが、なぜかうちで飼育しているLEW-Tg(Rosa-lacZ)44Jmskラットは繁殖成績が悪い。
lacZが入っているメスは、交配に成功しても流産したり、あるいは全く交配しなかったり、あるいは産んでも育児放棄をしてしまったり・・・

原因を解明するため検疫に解剖してもらうと、卵巣の未発達が目立つという結果が。
組み込まれたlacZ遺伝子が卵巣の未発達をまねいているのか・・・。いまだ謎です。



lacZはヘテロで発現するので、lacZを持たないメス♀と、lacZを持つオス♂を交配して、なんとかlacZを維持している状態です。
この方法だと、2分の1の確率でlacZを持つ赤ちゃんが生まれてきます。
1回に生まれてくる産子数は、4~5匹がいいとこ。
(普通のラットだと10~20匹は産むのに、LEW-Tg(Rosa-lacZ)44Jmskは4~5匹ですよ!)


私が担当しているドクターが移植に使うのは、オス♂のlacZだけです。
目当ての個体が手に入る確率は、計算上では4分の1の確率です。
まぁ、計算通りにいかないのが世の常ですよね。


なかなか交配してくれない。
交配したとしても流産しやすい。
無事に産んだとしても、育児放棄あるいは食殺が多い。
生まれて育ったとしても匹数は4~5匹。
そのうちlacZを持つのは、確率2分の1の2~3匹。
そのうちオス♂は、さらに確率2分の1の1匹から、最高に良くて2匹。


そして、計算通りにはいかなくて1匹もlacZを持つオス♂が生まれなかったりする。


先輩の代からずっと交配がうまくいかずに、いよいよ子孫が絶えてしまうかも…という段になって、
偶然私が担当を引き継ぐことになって早1年。

いろいろ工夫してみたんですが、最初はやっぱり交配がうまくいかなくて。
ドクターの実験期間も迫ってくるわけで、これはマズイな・・・と、少し悩んでいました。
そして神頼み。
私の神様に、イエス・キリストの御名で祈るようになりました。


祝福してください。
無事に産みますように。
私は、あなたがヤコブの群れを増やされたのを知っています。
(確か聖書の中に、神様がヤコブの家畜の交配を祝福して、群れが増えるという箇所があって、うろおぼえsorry...なんですがそれを思い出して)



そしたら先日、ビックリすることが起こりました。
なんと、今まで3匹とか4匹しか産まず、産んでからも食殺したりしていた1匹のメス♀が、9匹も赤ちゃんを産んだのです。

でも、ちゃんと育てるのか??正直、心配でした。
赤ちゃんがお母さんに育児放棄されて弱っていく姿とか、食べられて散らかってる惨状とか、結構悲しいし、グロいわけで。
次の日、おそるおそるケージを覗いてみると、

ちゃんと育ててるのです。




え?って思っちゃった。

生まれてきた9匹の仔たちは、毎日、母ラットからおっぱいをもらい、
みんな元気に育って、今月のはじめに、無事に離乳しました。

もう一人前です。
オス♂が5匹。メス♀が4匹。

ドクターもビックリ。


生まれてきたオスが何匹lacZかな、なんて言いながら、すぐに遺伝検定にかけてもらうと、
なんと、生まれてきたオス♂が5匹とも全部、
lacZ遺伝子を持っていました。


目を疑ったというか、耳を疑ったというか。
今までの交配成績からは、こんな気前のいい結果は誰も想像できませんでした。
2分の1の原則を、とびこえた
ちょっと信じられん。

でも、本当みたいです。




私の先輩方もドクターもみな一様に、珍しいね~こんなこともあるんだね~
なんて言って、首をかしげています。


ただ私だけが、背後で誰が働かれたのかを知っています。


Praise the LORD !! 



職場での私の悩みを聞きつけ、共に祈ってくださったみなさま、ありがとうございます。


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テーマ : クリスチャン日記 - ジャンル : 日記

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