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アガサ

Author:アガサ
研究職をしながら悪戦苦闘している私がひっそりと日常を語ります。
好き: 納豆卵かけご飯
好き: 紅茶
血液型: A
続柄: 長女
性格: クール&キュート
趣味: 読書
好み: 山田君的な?


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その日の朝、外科医の院生Oさんが「行ってきまーす」と言って出張に出かけて行った。
「いってらっしゃいませ~」
と送り出し、私はいつもの通り実験の準備にとりかかっていた。

すると、ふとOさんのデスクの上に残されたある物に目が停まってしまった!
なんと、飲みかけのペットボトルの口が開けっ放しになって置いてあるのである。
ちなみにOさんが出張から戻るのは3日後。
……お医者さんて、こういうところ、あるような気がします。
すごく優れている面があるかと思うと、とんでもないところで気を遣わないというか。

見て見ぬふりができない私は、足早にOさんのデスクに近づくと忍者のように素早い動きでペットボトルの蓋を閉めたのである。

それを見ていたN君が一言。
『(蓋を閉めたって)口つけて飲んでる時点でアウトですよ』

要するに、例え今蓋を閉めようとも、口をつけて飲んでいる時点で雑菌はもうペットボトル内の飲料に混入してしまっているはずだから、Oさんが出張から帰ってくる頃には汚染された飲物になっているから意味ないよ、ってことです。

「4度で保存しておけば菌の増殖は抑えられるはずです。まあ、そこまでする義理はありませんが(笑)」

Oさんが出張から帰ってきてそのペットボトルをどうしたのかは不明です。

細胞の培養とかをやっていると、「汚染」に対して敏感になってしまうのか、こんなシュールな光景が日常的に繰り広げられるのでした。
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