God bless you !


最近の記事


最近のコメント


カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

カテゴリー


プロフィール

アガサ

Author:アガサ
研究職をしながら悪戦苦闘している私がひっそりと日常を語ります。
好き: 納豆卵かけご飯
好き: 紅茶
血液型: A
続柄: 長女
性格: クール&キュート
趣味: 読書
好み: 山田君的な?


Myブックマーク


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
毎年お花見の季節になると、北大との合同研究発表会があります。
そういうわけで、昨日は一日中セミナー室にこもりっきりでした。
お昼休みに大学内の食堂を利用させてもらったのですが、北大ってやはり海外人が多いですね。
私の母校や、勤め先にも海外人がいないわけではないけれど、それよりも断然多い印象です。

肝硬変の患者さんは世界に4000万人。
その方々が、明確な治療法ではないにもかかわらず年間平均230万円の治療費を払っているという現状があるようです。
もし肝硬変に有効な治療薬を開発することができれば、単純計算で230万円×4000万の利益を得られる……。

2013年には臨床治験に入る予定なので、研究現場にはプレッシャーがかかっています。
昨日もそんな緊張感のある研究発表会でした。


もちろん、「命」が関わるときに「お金」を語るのは、とってもアンデリカシーだと思います。
けれど私が思ったことは、それで人が救われるのだなということ。

大学にこもって研究をしていると、正直、研究のことだけしか見えなくなります。
世界の動きや、今自分がやっている研究の成果が今後どのように世の中に生かされるのか、とかそういうことを全く考えないわけじゃないですが、なんとなく世界のことはおぼろげになり、顕微鏡で覗く細胞や、前日に培養にかけた大腸菌や、細胞を移植した動物のことで頭がいっぱいに。

けれど企業の研究員と触れ合うと、彼らの考え方は非常にシンプルで、利益(しかも具体的な)のために明確な期限を定め、そのために必要なことを探求し、解決していくっていうスタンスが強いことが分かります。

大学の研究員は疑問なことや分からないことがあれば、利益とは全く関係がなくても、単純な興味で分野を探求し、未知の領域を開いていくというスタンスが強いように感じます。

企業研究員が金塊を掘り出すための炭鉱採掘人に例えられるなら、大学の研究員は樹海の冒険者といったところかも。

非常にいいコラボレーションだな、と思うことには、企業の研究員の方には探求できない(する必要のない)事柄が、もし後の研究成果に必要なデータだったとした場合、大学の研究員ならその疑問に答えられるということ。反対に、大学の研究員が利益や期限を少し疎かにしているのを、企業研究員がビシっとしめて、確実な成果につなげていくということ。
日頃の地味な研究だけでは見えないことが見え、組織として一つの目的を達成していることに気づけ、興味深かったです。


そんなわけでかなり時間をオーバーした研究発表会の後、毎年恒例のお花見は中止となり、御食事会と相成りました。

私は夜8時過ぎに大学に戻り、10時くらいまで仕事をしていたんですが、私の他にも同僚が3人、それぞれ大学に戻ってきて実験をしていました。夜だしちょっとお酒も入っていたので、お互いに顔を合わせるなり、
「え、もしかして僕に会うために大学に戻って来たんですか?」
「あはは、そうだよ。それと、○○の大切な細胞のお世話をしにね」

なんて冗談を言いながら。


で、そろそろ仕事も終わるか、疲れたな~、頭ぐらぐらするな~と思っていたところで、我が研究室のタッキーことO君が、
「アガサさん、仕事終わったらあっちの研究室来て下さい」
 って。

「えー、夜も遅いし、もう帰るんですけどー」
「あとどれくらいで終わりますか?」
「あと10分くらいです」
「わかりました。じゃあ仕事終わったら絶対に、あっちの研究室に来て下さいね!」
 バタン。

「ちょ、……だから帰るって言ってるのに……」


何の用事だろうと思いながら、仕事を終えた私は作業着を脱いで言われた通り研究室別室へ。そこは主に、動物実験や染色、組織の凍結なんかを行うための研究室で、別名「男子部屋」とも呼ばれています。たまにすごく男くさいにおいがこもってるから(笑)

その部屋のドアを開けてビックリ。
デスクと作業台の間にキャンプで使うようなテーブルを広げて、5人の男性陣がシャンパングラスを掲げているではありませんか!!

「アガサさん、お誕生日おめでとうございまーす!!」

そう言ってチーズと、グラスにシャンパン(しっかりアルコール入り)を注いで、さあさあと椅子に座らせてくれます。
夜10時過ぎに研究室で何をやってるんだ、っていう話ですよねw
でもとてもうれしかったです。

「ありがとうございます。皆さんのことをハグしたいほど嬉しいです」
「欧米式ですね!」
「別にいいよ? ハグしても」
「いえ、そこまでは酔ってないのでやっぱりやめます」

妙にハイテンションな彼らは、ヘリウムガスを吸って変な声を出していました。

「っていうかこのテーブルとグラスはどうしたんですか?」

と聞くと、男子たちが口をそろえて「備品です」

さては研究室でこういうことをするのは初めてじゃないな、と思ったアガサでした。


「誕生日おめでとう」の一言は、「あなたがこの世界にいることを私は歓迎しているよ」
そんな意味があるような気がします。
私も世界の皆さんにお返ししたい優しい言葉です。

「お誕生日おめでとう!」

テーマ : クリスチャン日記 - ジャンル : 日記

嵐の松じゅんにダンスを教えてもらえたらどんなにイイだろう、とこれほどまでに思ったことは、人生でいまだかつてありません。

というのも、職場のN先生の結婚祝賀会で嵐のOne Loveを歌とダンスで余興することになったのです

仕事が終わってから、OくんとNくんとテイル女史とともに夜遅くまで練習しています。
大学の廊下で嵐を流しながら踊る白衣の4人組を、誰もが怪しみ見ていることでしょう。

ちなみに新郎をのぞく4人のうち、私が一番ダンスが下手くそです。
この前も居残り練習で夜の10時まで。

ビデオを撮りながら、N君とO君に厳しくされている私は、
ああ、嵐の松じゅんとか二宮くんは、きっとダンスを教えるのが(優しくて)上手いのだろうな~なんていう想像をめぐらせています。
大野君はダンスも歌も上手だけれど、教えるのは下手そうだな~とか。(ごめんなさい)


我が研究室のタッキーことプレイボーィのO君は、歌もダンスも上手でカッコ良いですね。感心します。けれど、『じゃあアガサさん、今のところあと3回やりましょうか』と言って私をやる気にさせておきながら、やれどもやれども3回が2回にならないのは不思議でなりません。
一方でN君は、1褒めたら5はコケ落とすのが指導方針のようで……。

まあ御蔭さまで大分上達してきていますよ。

全てはN先生と奥様のため。
全力で嵐を踊り切りたいと思います!!
その日の朝、外科医の院生Oさんが「行ってきまーす」と言って出張に出かけて行った。
「いってらっしゃいませ~」
と送り出し、私はいつもの通り実験の準備にとりかかっていた。

すると、ふとOさんのデスクの上に残されたある物に目が停まってしまった!
なんと、飲みかけのペットボトルの口が開けっ放しになって置いてあるのである。
ちなみにOさんが出張から戻るのは3日後。
……お医者さんて、こういうところ、あるような気がします。
すごく優れている面があるかと思うと、とんでもないところで気を遣わないというか。

見て見ぬふりができない私は、足早にOさんのデスクに近づくと忍者のように素早い動きでペットボトルの蓋を閉めたのである。

それを見ていたN君が一言。
『(蓋を閉めたって)口つけて飲んでる時点でアウトですよ』

要するに、例え今蓋を閉めようとも、口をつけて飲んでいる時点で雑菌はもうペットボトル内の飲料に混入してしまっているはずだから、Oさんが出張から帰ってくる頃には汚染された飲物になっているから意味ないよ、ってことです。

「4度で保存しておけば菌の増殖は抑えられるはずです。まあ、そこまでする義理はありませんが(笑)」

Oさんが出張から帰ってきてそのペットボトルをどうしたのかは不明です。

細胞の培養とかをやっていると、「汚染」に対して敏感になってしまうのか、こんなシュールな光景が日常的に繰り広げられるのでした。
タンパクを検出するウェスタンブロッティングをやっています。
なんぞやそれ、ですよね。

さて、ウィキペディアがストを起こしていることだし、調べ物は今晩はやめましょう。


実験しているときに、たまにすごーく強く感じること、それは。
私が何を思いどう考えようと、どう願いどんな結果を信じようとも、
ゆるがない真実が必ずあるということです。


この世界にはゆらゆらとブレるものが満ち溢れている。
政治家の言動。他人の態度。私たち自身の中にもある、定まらない意思。
あとは私たちが当たり前のように信じている『感覚』という罠。
例えばスピード感覚。車を運転していて速度制限を守らないのは、私たちが感覚によって走っているからですね。時間感覚もそう。私たちはストップウォッチをきっかり30秒で止めるのがとても難しい。
人の感覚って、それほど当てにならないものです。
(ただし、ある種霊的な直感は別だと私は思う)

けど、実験室では私たちがどんなに間違った考察をしようとも、それを覆す真実がデーンと出る。
暗がりでなされる地味で原始的な化学反応の積み重ねによって導き出された真実がビシっと出てる。
それは強くて、ゾクっとするようなインパクトを与え、時に信じがたいものだったりする。

それが真実。

楽しいです。
アガサさんはお掃除が上手。
足りないものがあれば、ひとまずアガサさんに聞けばどうなってるかわかる。

というようなポジションづけができてしまいました。

で、いつの間にか人の分まで発注を頼まれたり、
別に私がやらなくてもよいような汚いところの掃除を任されたりします。

はあ……。
別にお掃除好きだからいいのですが。
ナイーブな乙女の心境は複雑です。もっと大切にしてほしい。
しかも、人に頼んだくせになんだかんだ文句を言う人がいるんだもん。
不機嫌な声にもなっちゃいますよ。

「今日なんでそんな不機嫌な声なの」
と、蛍光顕微鏡をのぞいていたY先生がカーテンの奥から出てきました。

「いや、朝からちょっとツイてない用件が連続してまして……」
「いつもやろ」
だって。

いやいや。
今日だけ特別にツイてないんだという体を装いたかった私はまたムっとする。
グレてやる


「私、ダストアレルギーだからお掃除できませーん」とか言ってるあの子が羨ましいです。

でも、誰かがやらなければならないことなら。
世界がもう少しキレイで平和になるのなら。

まあ、いっか。

««BACK  | BLOG TOP |  NEXT»»


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。